1.8K WORDS · KOHTA KOUCHI
DJ がリリースについて教えてくれたこと
仕事を離れれば音楽漬け。フロアを読むことと、リリースを読むことは、案外よく似ていた。
作っていないときは DJ をしたり映像を作ったりしている。しばらくは仕事の対極——純粋な感覚 対 純粋な論理——だと思っていた。でもある時、同じ筋肉を使っていると気づいた。
セットはリリース計画だ。フロアを読み、エネルギーの並びを設計し、いちばん大きい曲を最初の10分で落としたりしない。出しすぎれば人は離れ、出し惜しめば夜は死ぬ。ペース配分こそが全てだ。
同じ衝動、違う媒体。仕組みを解き明かして、人が本当に「感じる」ものを作る。それだけだ。